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新・旧明海ビル営業としての喜びと責任について

高田友彦高田 友彦
Assistant Manager
明海興産株式会社(神戸)


私は、明海ビル・新明海ビルのテナント誘致の営業を担当しています。
明海ビル・新明海ビルは、神戸の旧居留地という地区にあるビルですが、この地区の歴史は、江戸時代の日米通商修好条約により開港場として指定されたことに端を発します。
神戸のこの地が選ばれた理由は、当時、日本人と外国人との衝突を避けるため、市街地であった兵庫から離れた神戸村が作られたことにあります。建設当初は、近代的な格子に囲まれた公園や最高水準の下水処理施設などにより整備され、その街並みは当時と変わることなく、今に受け継がれています。

旧居留地が日本に返還されたのは明治32年(1899年)のことで、返還以後大正から昭和初期にかけて日本の資本が入り込むようになり、ビジネスの中心地へと発展を続けてきました。

初代明海ビルは大正10年(1921年)に完成し、当時のパンフレットには貸室の間仕切り壁に新しい試みがされていたことや、8階に設けられた食堂で食事をとりながら全市近郊を一望できるのは愉快であるといった事が記されています。
しかし、残念なことに初代明海ビルは平成7年(1995年)の阪神淡路大震災で甚大な被害を受けたため、取り壊されて建て替えられてしまうのでした。
新しい明海ビルは平成10年(1998年)に旧居留地の街並みに相応しい風格を備えたビルとして完成しました。

明海ビルをご案内したお客様や神戸で古くからお仕事をされている方から「昔の明海ビルは良かったね。」とか「前の明海ビルも良かったけど、今のビルもいいビルですね。」などのお声を頂戴すると、まるで自分の事を誉められているかのようで嬉しく思います。
先頃も、神戸に来られる度に明海ビルのことが気になっていたというお客様にご入居して頂きましたが、成約できた喜びと共にお客様が抱く明海ビルに対する良い印象や雰囲気をいつまでも変わることなく維持していく責任を感じました。

神戸を訪れる際は、是非、旧居留地まで足を運び、歴史が調和する街並みをご堪能ください。



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